友人などに鎌倉市は税金が高いよね?

と質問される事があります。

もちろんいい立地に高額な不動産を購入した場合などは高額な分固定資産税が高くなります。

逆に立地の悪い所のかなり古く間取りの小さな中古物件を購入した場合には固定資産税はかなり低い額となります。

固定資産税は不動産の時価の7割の金額が計算の基となるように設定されているため鎌倉市だから高いというわけではなく、税率も各市一律のため高額な不動産は高く、それなりの不動産はそれなりの額の税金となります。

個人住民税である市民税、県民税も高くありません。

個人住民税の計算は均等割額と所得割額の合計となります。

均等割額は鎌倉市は3,500円となりお隣の横浜市の4,400円よりも現在はむしろ低く設定されています。

また所得割額の計算は

所得割額=【前年中の所得金額-所得控除額】×税率-税額控除等

となり

こちらの計算方法や税率(市民税6%、県民税4.025%)も各市共通となるため

鎌倉市の税金が高いは誤解か情報が古い場合がほとんどだと思います。

ひょっとしたら何処かに住民税が極端に低い市区町村があるのですかね。

気になる方はインターネットで「お住いの市区町村名 住民税 税率」と検索するとお住いの市区町村の税率が検索出来ると思いますので参考にしていただければと思います。

また国税である所得税や相続税や贈与税などの税率も他の市区町村と同率となりますのでご安心下さい。

鎌倉市、逗子市、葉山町、藤沢市の
会社設立から相続税まで
大船駅すぐ側の後藤税理士事務所